ごあいさつGreetings
お箏や三味線の音色に、ふと心を癒されたことがある方は、少なからずいらっしゃると思います。ぜひ一度、和楽器を弾いてみてはいかがでしょうか?
お箏、三味線の音色は、私たちのこころにスーツと入ってきます。
生涯の友として、かたわらにお箏や三味線があることは、心を豊かにしてくれます。
お箏や三絃のお稽古は、手先を動かし、唄もうたうのでアンチエイジングに効果的で、またお子さまの情操教育の一環としておすすめです。
当教室(谷宏絵 箏・三絃教室)では、4歳くらいから、80代まで受け付けています。個人レッスンで、丁寧にお稽古します。
趣味の一つとして、和楽器を弾いてみたい方、あるいは、ステップアップしながら、指導者をめざしたい方など、ご希望に応じて楽しく充実したお稽古をめざしています。古曲から童謡、現代曲までいろいろな曲を練習し、演奏会で発表しています。
講師:谷 宏絵についてInstructor
*生田流宮城社師範*NHK邦楽技能者育成会30期卒
*宮城会関東支部会員
*6歳よりお箏をならいはじめました。宮城社大師範慶田昌子師に入門し、元東京芸大講師佐野奈三江師に師事
*多摩市三曲協会に所属し、会長や副会長を歴任、小学校の体験授業や、児童館の体験会などで、邦楽の普及につとめています。
お箏(おこと)・三絃(三味線)についてAbout Koto & Shamisen
お箏(おこと)
奈良時代、中国から伝わってきた箏(そうのこと)は、日本で工夫を重ねられ、現在の箏になりました。
おもに、江戸時代から庶民に多く弾かれるようになりましたが、世界に向け日本が育ててきた音楽として、日本人のアイデンティティーの一つとして紹介し、次の世代に、引き継いでいきたいですね。
三絃(三味線)
三絃(三味線)は、今から450年くらい前(江戸時代の少し前)に中国から沖縄を通って伝わってきました。人形芝居の伴奏として使われ(浄瑠璃や義太夫)たり、歌舞伎の舞踊の伴奏(長唄)として発展しました。また、江戸時代には小歌や端歌と呼ばれる流行歌謡が三味線を採用しました。
お箏(筝曲)と結びついたのは地歌三味線で、地歌とは、上方地方の歌という意味です。盲目の音楽家たち(検校や勾当)によって曲が作曲、演奏され芸術性の高いものになっていきました。
当教室で演奏する三絃は、地歌三味線で、お箏と合奏することが多いです。絹糸の柔らかい響きが特長です。。
三曲(お箏、三絃、尺八)について
三曲(お箏、三絃、尺八)とは、お箏(こと)、三絃(三味線)、尺八(あるいは胡弓)の、三種類の楽器で合奏することです。江戸時代から、庶民のあいだでも盛んに演奏されてきました。昔は、4畳半くらいの部屋で行われていたようですが、現在では、演奏会としてあちこちのホールで催されています。
三曲協会は、この三つの楽器を演奏する演奏家たちの集まりです。